Guide
スプレッドシート重複検出の使い方
Googleスプレッドシートの重複候補を、指定したキー列をもとに検出するためのガイドです。 元データは削除・更新せず、確認用シートへ候補を一覧化します。
元データの削除や統合は自動実行せず、確認用シートへ候補だけを出力します。
メールアドレス単体、氏名と電話番号の組み合わせなど、用途に合わせて判定できます。
判定キー、重複件数、元行番号、元データをまとめて確認できます。
このツールでできること
スプレッドシート重複検出は、指定したキー列をもとに同じ値を持つ行を検出し、確認用シートへ一覧化するApps Scriptを生成します。 元データの削除、移動、上書きは行いません。
例えば、メールアドレスだけで重複を探す、または氏名と電話番号の組み合わせで重複を探す、といった使い方ができます。
このツールは「削除ツール」ではなく「確認用の検出ツール」です。誤削除を防ぐため、削除や統合は必ず人が確認してから行う前提です。
フォーム入力項目
対象スプレッドシートURLまたはID
重複検出を行うGoogleスプレッドシートを指定します。URLを貼り付けても、ファイルIDだけでも使えます。
対象シート名
重複を調べたいデータが入っているシート名です。
ヘッダー行数
データ本体の前にあるヘッダー行の数です。通常は1です。
重複判定キー列
A、B、Cのような列記号で指定します。A,C,Eのようにカンマ区切りで複数列を組み合わせることもできます。
大文字・小文字を区別する
通常は区別しません。商品コードなどで大文字と小文字を別の値として扱いたい場合だけ有効にします。
空欄キーの扱い
キー列が空欄の行を重複判定から外すか、空欄も判定対象に含めるかを指定します。
確認用シート名
検出結果を書き出すシート名です。既存の同名シートがある場合は内容を更新します。
導入手順
- 1
対象シートを確認する
重複を確認したいGoogleスプレッドシートと対象シート名を確認します。1行目など、ヘッダー行の位置もあわせて確認します。
- 2
判定キー列を決める
メールアドレス、電話番号、顧客IDなど、重複判定に使う列を決めます。Aのように1列、A,Cのように複数列の組み合わせでも指定できます。
- 3
フォームへ入力して生成する
対象スプレッドシートURL、シート名、ヘッダー行数、判定キー列、確認用シート名を入力し、利用規約を確認してスクリプトを生成します。
- 4
Apps Scriptへ貼り付ける
対象スプレッドシートのApps Scriptへ生成されたCode.gsを貼り付け、既存コードがある場合は退避してから置き換えます。
- 5
初期設定を実行する
Apps Script上部の関数ドロップダウンからsetupDuplicateFinderを選び、手動実行します。確認用シートが作成されます。
- 6
重複を検出する
スプレッドシートを再読み込みし、上部メニューのKOKOCAL重複検出から「重複を検出」を実行します。結果は確認用シートへ出力されます。
確認用シートの見方
判定キー
重複判定に使ったキー値です。複数列指定の場合は組み合わせた値を表示します。
重複件数
同じ判定キーを持つ行の件数です。
元行番号
対象シート上の元データ行番号です。
基準行番号
同じ重複グループ内で最初に見つかった行番号です。
区分
最初の行は基準行、それ以降は重複候補として表示します。
元データ列
対象シートの元データを確認用に横並びで表示します。
区分が「基準行」の行は、その重複グループで最初に見つかった行です。「重複候補」の行を削除するか統合するかは、元データを確認して判断してください。
導入ガイドを保存する
スクリプト生成後は、生成結果カラム右上の「導入ガイドをダウンロード」から、導入方法、導入後確認事項、生成スクリプト、設定JSONをまとめて保存できます。 ページを離れると生成結果は消えるため、導入前に保存しておくと安心です。
導入ガイドに含まれる内容
導入方法、導入後確認事項、生成スクリプト、設定JSON、設定ハッシュをまとめて記載します。導入方法の冒頭には、生成スクリプトが下部にあることも明記します。
保存形式
Markdown形式(.md)、Word形式(.docx)、PDF保存用画面を選べます。
注意事項
表示値で判定します
重複判定はシート上の表示値をもとに行います。数式や表示形式により、見た目が同じ値は同じキーとして扱われます。
大きなシートでは時間がかかります
行数や列数が多い場合、Google Apps Scriptの実行時間上限に近づく可能性があります。まず少ないデータで動作確認してください。
削除前に必ず確認します
検出結果は候補です。削除や統合を行う場合は、元データを確認し、必要に応じてバックアップを取ってから実施してください。
重複検出を始める
対象シートと判定キー列が決まったら、ジェネレーターでApps Scriptを生成できます。