KOKOCAL SCRIPT

Guide

スプレッドシート ローカルAIアシスタントの使い方

Googleスプレッドシートのサイドバーから、ローカルPCで起動しているOllamaへ直接接続し、質問、選択範囲のAI処理、主要関数の作成を行うためのガイドです。 AI結果や生成関数はプレビュー確認後に適用し、編集モードではfingerprintを照合して現在の選択範囲へ書き込みます。

公開日: 2026年8月7日更新日: 2026年8月8日
Ollama通信はサイドバー側

Code.gsからlocalhostへUrlFetchApp通信しない構成です。

適用前にfingerprint照合

AIプレビュー後に範囲や内容が変わった場合は書き込みを止めます。

推奨モデルを表示

gemma4:12b-it-q4_K_Mを推奨モデルとして表示します。

このツールでできること

この生成スクリプトは、Apps Script HTML ServiceのサイドバーからローカルOllamaへ直接接続し、Google Sheets上で質問、選択範囲のAI処理、主要関数の作成を行うためのものです。 ローカルPCで起動しているOllamaへ接続し、インストール済みのモデル一覧を自動で取得します。 選択したモデルに対して簡単な応答確認を行い、AI処理に進める状態かを確認できます。

AI結果はまずサイドバーに表示されます。ユーザーが内容を確認してシートへ適用を押した場合だけ、現在の選択範囲へ書き込みます。 選択範囲と指示文は、サイドバーのブラウザJavaScriptからローカルOllamaへ送信されます。

ジェネレーターの入力内容

KOKOCAL SCRIPT側で入力する項目は、生成されるサイドバーの表示言語だけです。 Ollamaの接続先エンドポイントは http://127.0.0.1:11434 に固定されています。 任意URL入力や外部AI APIへの切り替えはありません。 導入後のサイドバーで、選択範囲のA1表記、行列数、表示値プレビュー、数式有無、fingerprintを確認できます。 その後、質問モード、編集モード、関数モードを切り替えながら、回答表示、AI結果プレビュー、関数生成と挿入を実行できます。

生成後のサイドバーにはサイドバーOriginが表示されます。CORSで失敗する場合は、このOriginをOLLAMA_ORIGINSに設定してください。

導入手順

生成されるコードは、Code.gs、Sidebar.html、Styles.html、ClientJS.html、appsscript.jsonの5ファイル構成です。 Apps ScriptでHTMLファイルを作成するときは、拡張子を付けずにSidebar、Styles、ClientJSという名前で作成してください。

  1. 1

    検証用スプレッドシートを開く

    接続テストに使うGoogleスプレッドシートを開き、拡張機能からApps Scriptを開きます。

  2. 2

    サイドバー表示言語を選んで生成する

    KOKOCAL SCRIPTでは、生成されるメニューとサイドバーに表示する言語だけを選択します。

  3. 3

    Code.gsを貼り付ける

    生成されたCode.gsをApps Scriptへ貼り付けます。既存コードがある場合は事前に退避してください。

  4. 4

    HTMLファイルを3つ作成する

    Sidebar、Styles、ClientJSという名前でHTMLファイルを作成し、それぞれ生成コードを貼り付けます。

  5. 5

    appsscript.jsonを確認する

    マニフェスト表示を有効にして、生成されたappsscript.jsonを必要に応じて貼り付けます。

  6. 6

    スプレッドシートを再読み込みする

    保存後にスプレッドシートを再読み込みし、上部メニューのKOKOCALローカルAIからサイドバーを開きます。

  7. 7

    Ollama接続を確認する

    サイドバーOriginを確認し、必要に応じてOLLAMA_ORIGINSを設定してから、接続とOllama応答診断を実行します。

  8. 8

    質問モードを確認する

    サイドバーのモード選択で質問モードが選択されていることを確認します。質問モードではシートへの書き込みは行いません。

  9. 9

    質問と回答スタイルを入力する

    質問欄に確認したい内容を入力し、回答スタイルから簡潔、詳細、手順、関数例中心などの表示形式を選びます。

  10. 10

    AIに質問して回答を確認する

    AIに質問を押し、回答欄にOllamaからの回答が表示されることを確認します。必要に応じて質問を具体化し、再度実行します。

導入ガイドを保存する

スクリプト生成後は、生成結果カラム右上の「導入ガイドをダウンロード」から、貼り付け用ファイル名、導入手順、確認事項、注意事項、生成コードを保存できます。 ページを離れる前に保存しておくと、Apps Scriptへの貼り付け作業を進めやすくなります。

導入後確認事項

メニューとサイドバー表示

再読み込み後にKOKOCALローカルAIメニューが表示され、ローカルAIアシスタントを開けることを確認します。

サイドバーOriginのコピー

画面に表示されるサイドバーOriginをコピーできることを確認します。

モデル一覧の取得確認

Ollama起動中に接続テストを実行し、インストール済みモデル一覧が表示されることを確認します。

Ollama応答診断の確認

モデルを選択し、Ollama応答診断の回答がサイドバーに表示されることを確認します。

選択範囲取得

1セル、1列複数行、複数行複数列を選択し、範囲情報、表示値プレビュー、数式有無、fingerprintが表示されることを確認します。

AI結果プレビュー

小さな範囲で表記統一などの指示を実行し、AI結果がプレビューに表示され、この時点では元シートが変更されないことを確認します。

AI結果適用

プレビュー確認後にシートへ適用を実行し、現在の選択範囲だけがAI結果で更新されることを確認します。

fingerprint不一致時のブロック

プレビュー後に元セルや選択範囲を変更してから適用し、適用が止まることを確認します。

Ollama停止時の表示

Ollama停止時に、起動状態、ブラウザ権限、OLLAMA_ORIGINSを確認する案内が表示されることを確認します。

注意事項

OLLAMA_ORIGINSが必要な場合があります

サイドバーOriginがOllama側で許可されていない場合、ブラウザのCORS制御で接続できません。

Chromeのローカルアクセス権限

Local Network Access制御により、loopback接続の許可を求められることがあります。許可後に再度接続テストを実行してください。

編集モードはプレビュー確認後に書き込みます

AI結果をシートへ適用すると、現在の選択範囲へsetValuesで書き込みます。適用前にfingerprintとサイズを照合します。

数式セルと結合セルは適用対象外

誤上書きを避けるため、数式または結合セルを含む範囲ではAI結果の適用をブロックします。